人生で忘れない日となった。
20時頃、妻から電話がかかってきた。
ちょうど、今日個室に移った日であったので、夕飯も食べ終えて一段落したのかなって内心思っていた。
普段は面会時間が20時迄なので、20時以降の電話は個室ならではの特権だ。
妻からの電話
妻からの第一声は「破水したみたい。これから緊急で手術になるかもしれない。本決まりではないから、また後で電話するね」との内容だった。
声のトーンは凄い落ち着いているようだったが、自分が妻の立場だったらかなり焦っていたことあろう。
そもそも、緊急で医者はいるのか。人手は足りるのか。自分はこんな事を考えてしまうかもしれない。
また、本来帝王切開は前日から絶食になるが、妻の場合は夕飯を食べた直後の手術となる事も気になっていた。
色々なブログでは、吐き気を伴うこともあるようで、手術中の妻の事も凄く心配だった。
これを聞いた時、心配と不安といろいろな要素が入り混じった感じだ。
そして再び妻から電話があった。
「これから20時45分から、緊急帝王切開になる」
これを聞いて、不安はさらに高まった。
20時20分頃からカップルズ(LINEみたいなもの)で連絡を直前まで取り合った。
20時37分頃から既読にならなくなり、内心「ついに手術が始まったんだな」と思った。
これから、病院へ迎える距離でもなく、祈る事しかできなかった。
手術開始
おそらく、既読にならなくなったので手術が開始したのだろうと思った。
この時、他ブログの帝王切開の時間を調べ、早ければ10分から20分で子供を取り出すのは終わるらしい事を読んだ。
つまり、9時頃には終わっているんだろうなーと思った。
いろいろ、サイトを調べているうちに9時を回った。おそらく、もう出ているのかなって思いつつ、連絡を待った。
その間、気が気でなかったが、妻の無事を静かに祈った。
なかなか、連絡はなかったが、きっと上手くいっているだろうと信じて待った。
そして、22時頃お義父さんから「無事、二人とも産まれたよ」と連絡があった。
咄嗟に「妻の容態はどうですか。」と聞いたところ、「今のところ容態は安定しており、23時過ぎには手術室から出るみたいよ」と連絡を頂いた。
この時点で、少しだけ安心した。容態も安定しているようなので、後は縫う処置だけかなって勝手に思っていた。
それでも、23時迄は気が気ではなかった。
その間もブログ等を読んで、どういう事が行われているのか想像を膨らませた。
そして、あっという間に23時を迎えた。
お義父さんから着信があり、「妻も手術室から無事と」連絡を受けた。
自身はほっとした。母子共に無事に手術を乗り越えたのだ。
緊急手術であった為、それなりに不安もあった。特に夜間であったし、本当に大丈夫なのか心配でたまらなかったが、無事に終わったようだ。
手術を終えて
妻に本当に感謝している。
それに、無事にうちの家を選んで産まれてきた双子の赤ちゃん達。
急なお産となったけど、無事で本当に良かった。
これからが育児で大変になるだろうけど、その分嬉しさも倍あるはずだし、
育児を楽しんでいきたいと思う。
今日この日の出産を一生忘れないだろう。
MD双胎でそっくりかなって思ったけど、産まれた直後だからか、まだ違いがわかる感じです。
産まれた直後は顔もむくんでおり、兄は顔がパンパンでした。1日もすると顔のむくみも取れて、弟と同じような感じになってます。
にしても、触るのがこわいような繊細さを感じて当日は頭なでるので精いっぱいでした。
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