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【2025年最新】iFreeNEXT FANG+インデックスは新NISAで買うべき?驚異の利回りとリスクを徹底解説

「新NISAで資産を増やしたいけれど、S&P500やオールカントリー(オルカン)だけで本当にいいのだろうか?」

投資を始めたばかりの方も、ある程度経験を積んだ方も、一度は頭をよぎる疑問ではないでしょうか。米国株が堅調に推移する中、S&P500を遥かに凌駕するパフォーマンスで注目を集めているのが、大和アセットマネジメントが運用する**「iFreeNEXT FANG+インデックス」**です。

一部の投資家からは「最強の投資信託」と称賛される一方で、「暴落が怖い」「リスクが高すぎる」という声も聞かれます。

この記事では、iFreeNEXT FANG+インデックスの特徴、構成銘柄、メリット・デメリット、そして**「新NISAで運用すべきか」**という最終結論まで、徹底的に解説します。これを読めば、あなたがこのファンドに投資すべきかどうかが明確になるはずです。

1. iFreeNEXT FANG+インデックスとは?

まず、このファンドの基本をおさらいしましょう。

iFreeNEXT FANG+インデックスは、「NYSE FANG+指数」(円ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

一般的なインデックスファンド(S&P500など)が数百〜数千の企業に分散投資するのに対し、FANG+は**「米国を代表するテクノロジー企業・約10社」**だけに集中投資するという、極めて尖った特徴を持っています。

「FANG+」の名前の由来

もともとは以下の企業の頭文字をとった言葉です。

• Facebook(現 Meta Platforms)

• Amazon

• Netflix

• Google(Alphabet)

これにAppleやMicrosoftなどのハイテク巨人を加えた「プラス」部分が合わさり、現代社会のインフラを支配する最強企業群を指しています。

2. 【最新版】構成銘柄:選ばれし10社の顔ぶれ

このファンドの強さは、構成銘柄の強さに直結します。

FANG+指数は、基本的に**「均等加重(イコール・ウェイト)」**というルールを採用しています。これは、時価総額の大きさに関わらず、1銘柄あたり約10%の比率で保有し、定期的にリバランス(調整)を行うというものです。

現在の主な構成銘柄(例)

世界を牽引する「マグニフィセント・セブン(M7)」に加え、注目の成長株が含まれています。

1. NVIDIA(エヌビディア):AI半導体の絶対王者。

2. Meta Platforms(メタ):SNSとメタバースの覇者。

3. Amazon(アマゾン):ECとクラウド(AWS)の巨人。

4. Netflix(ネットフリックス):動画配信のパイオニア。

5. Alphabet(グーグル):検索エンジンと広告の支配者。

6. Microsoft(マイクロソフト):Windows、Office、そしてOpenAIへの出資。

7. Apple(アップル):iPhoneによるハードウェアとサービスのエコシステム。

8. Tesla(テスラ):EV(電気自動車)と自動運転の革命児。

9. Broadcom(ブロードコム):通信半導体の雄。

10. Snowflake(スノーフレイク):クラウドデータプラットフォームの成長株。

> ※構成銘柄は四半期ごとに見直される可能性がありますが、基本的には米国テクノロジー界のリーダー企業で構成されます。

S&P500では、時価総額の低い企業の影響力は微々たるものですが、FANG+では**どの銘柄も主役(約10%)**です。つまり、NVIDIAが爆発的に上昇すれば、その恩恵をダイレクトに受けられる仕組みになっています。

3. なぜ人気?圧倒的なパフォーマンスと利回り

iFreeNEXT FANG+インデックスがこれほどまでに人気を集める理由は、単純明快。**「過去のリターンが圧倒的だから」**です。

S&P500との比較

過去数年間のデータを比較すると、FANG+指数の上昇率はS&P500指数の数倍に達することもあります。

• S&P500:米国市場全体の平均点を取りに行く、安定成長型(年利平均7〜10%程度)。

• FANG+:市場を牽引するトップランナーだけに乗っかる、超・積極型(年利平均20%〜30%超えを記録する年も)。

特に近年の「生成AIブーム」において、FANG+に含まれる銘柄群(NVIDIA、Microsoft、Googleなど)が相場を牽引したため、その恩恵を最大限に享受できたのがこのファンドでした。

ポイント

「S&P500を買っても、結局値上がりしているのは上位のハイテク銘柄だけじゃないか?」

そう考えた投資家たちが、「ならば上位銘柄だけを買えばいい」という結論に至り、FANG+を選んでいます。

4. 知っておくべき「3つのリスク・デメリット」

ここまで良い面ばかりを強調しましたが、投資にフリーランチ(ただ飯)はありません。高いリターンの裏には、必ず相応のリスクが存在します。FANG+を検討するなら、以下の3点を必ず理解しておく必要があります。

① 激しい値動き(ボラティリティ)

FANG+の値動きはジェットコースターです。

上昇局面では驚異的な伸びを見せますが、下落局面ではS&P500が10%下落するとき、FANG+は20%〜30%下落する覚悟が必要です。

特に2022年の米国株利上げ局面では、ハイテク株が大きく売られ、FANG+も大きなダメージを受けました。この「暴落」に耐えられず手放してしまう投資家も少なくありません。

② 集中投資のリスク

「分散投資」がセオリーの投資信託において、わずか10銘柄への集中投資は異端です。

もし、テック業界全体に逆風が吹く規制(独占禁止法の強化など)や、主要銘柄の固有スキャンダルが発生した場合、逃げ場がありません。

③ 信託報酬がやや高め

• eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):0.09372%(年率・税込)

• iFreeNEXT FANG+インデックス:0.7755%(年率・税込)

インデックスファンドとしては、コストが安くはありません。S&P500系の約8倍のコストがかかります。ただ、このコストを支払ってでも、それを上回るリターンが期待できると判断する人が多いため、純資産総額は増え続けています。

5. NASDAQ100との違いは?どっちを選ぶ?

よく比較対象になるのが**「NASDAQ100」**指数に連動するファンドです。

【結論】

• より攻撃的に、資産最大化を狙いたい人 → FANG+

• ハイテク株には投資したいが、もう少し分散させたい人 → NASDAQ100

NASDAQ100でも十分にハイリスク・ハイリターンですが、FANG+はさらにその純度を高めた「濃縮還元ジュース」のようなものです。

6. 新NISAでの活用戦略:FANG+は「つみたて」できる?

2024年から始まった新NISA。iFreeNEXT FANG+インデックスは、この新制度でどう扱われるのでしょうか?

朗報:「つみたて投資枠」と「成長投資枠」両方に対応!

驚くべきことに、これほど尖ったアクティブ性の強いファンドでありながら、iFreeNEXT FANG+インデックスは新NISAの**「つみたて投資枠」の対象商品**に選ばれています(もちろん「成長投資枠」でも購入可能)。

これは、金融庁が定める「長期・積立・分散投資に適した基準」を一応クリアしている(指定インデックスに連動している)ためですが、S&P500やオルカンと同じ土俵で、非課税で積立ができるのは大きなメリットです。

おすすめのポートフォリオ配分案

FANG+は値動きが激しいため、ポートフォリオの100%をこれにするのは「心臓に毛が生えている人」向けです。多くの人にとっては、以下のような「サテライト戦略」がおすすめです。

• 【コア(守り・安定)】70%〜80%

• S&P500 または 全世界株式(オルカン)

• 【サテライト(攻め・増益)】20%〜30%

• iFreeNEXT FANG+インデックス

ベースを安定資産で固めつつ、一部の資金でFANG+の爆発的な成長力を取り込む。これなら、もしFANG+が暴落しても資産全体へのダメージは限定的ですし、上昇時には全体の利回りを底上げしてくれます。

7. まとめ:FANG+はどんな人におすすめ?

iFreeNEXT FANG+インデックスは、現代最強の米国企業10社に投資できる、夢のあるファンドです。しかし、その強力なエンジンの扱いには注意が必要です。

FANG+が向いている人

• 20年以上の長期投資ができる若年層(暴落しても回復を待てる時間がたっぷりある)。

• S&P500やオルカンのリターンでは物足りないと感じている人。

• 一時的に資産が半減しても、狼狽売りせずに積み立てを継続できるメンタルがある人。

• 「これからの世界も、AIやIT大手企業が支配し続ける」と確信している人。

FANG+が向いていない人

• 数年以内に使う予定のある資金で運用する人。

• 日々の基準価額の変動に一喜一憂してしまう人。

• 手数料(信託報酬)の安さを最優先する人。

最後に

iFreeNEXT FANG+インデックスは、**「劇薬」**のような存在です。用法・用量を守れば、あなたの資産形成スピードを劇的に加速させる特効薬になりますが、飲みすぎれば副作用(暴落時のストレス)に苦しむことになります。

まずは、新NISAの「つみたて投資枠」を使って、月々少額(例えば5,000円や1万円)から始めてみてはいかがでしょうか?

少額であれば、仮に暴落しても「安くたくさん買えるチャンス」と前向きに捉えることができます。

最強の10社と共に、資産形成の次のステージへ踏み出してみましょう。

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