「高配当株を買ったのに、減配されて株価も暴落…」 「今の利回りだけで選んで、結局損をしている気がする…」
もしあなたが少しでもそう感じたことがあるなら、この記事はあなたの投資人生を変えるかもしれません。
株式投資において、目先の「配当利回り4%」や「5%」という数字は、確かに魅力的です。しかし、そこには大きな落とし穴があります。業績が悪化すれば、その配当は一瞬にして「減配」「無配」へと転落し、利回りはゼロ、株価も半値になりかねません。
本当に強い投資家、そして資産を億単位で築く富裕層が何を見ているか。 それは**「連続増配力」**です。
今日は、不況だろうが、コロナだろうが、リーマンショックだろうが関係なく、何十年にもわたって配当を増やし続けてきた**「日本の連続増配・最強銘柄」**を7つ厳選して紹介します。
新NISAの成長投資枠を何で埋めるか迷っている方。 この記事を読み終わる頃には、あなたのポートフォリオの主役が決まっているはずです。
なぜ「高利回り」より「増配」なのか?
具体的な銘柄を紹介する前に、一つだけ重要な**「魔法の数字」**について共有させてください。
それは**『YOC(Yield On Cost:取得単価ベースの利回り)』**です。
例えば、現在株価1000円、配当30円(利回り3%)の株があるとします。 「3%か、低いな」と思ってスルーする人が9割です。
しかし、この企業が毎年配当を増やし(増配)、10年後に配当が60円になったらどうでしょう? あなたが投じた1000円に対する利回りは、**「6%」に跳ね上がります。 さらに20年後、配当が100円になれば、利回りは「10%」**です。
これが増配の魔法です。 買った瞬間は地味でも、持ち続けるだけで勝手に「お宝高配当株」へと進化していく。しかも、配当が増える企業は基本的に業績も伸びているため、株価自体の上昇(キャピタルゲイン)もついてきます。
「配当」×「株価上昇」のダブル取り。 これを実現できるのが、これから紹介する7つの「バケモノ株」たちです。
日本が誇る「連続増配」バケモノ株7選
それでは、新NISAで一生持ち続けたい、鉄壁の7銘柄を紹介します。 (※株価やデータは変動するため、購入時は必ず最新の指標を確認してください)
① 花王 (4452) 【日本の増配王】
- 連続増配年数:30年以上
言わずと知れた、日本株界の「キング・オブ・増配」。 30年以上、一度も配当を減らさず、増やし続けてきた実績は狂気すら感じます。日用品という景気に左右されにくいビジネスモデルに加え、ブランド力が圧倒的。 直近では原材料高などで株価が低迷することもありましたが、「王者の押し目」は長期投資家にとって絶好の買い場となることが多いです。 「まずは守りを固めたい」という人のポートフォリオの筆頭候補。
② SPK (7466) 【知られざる実力派】
- 連続増配年数:20年以上
自動車や産業機械の商社。派手さは全くありませんが、財務体質が極めて健全です。 「下手に事業を広げすぎず、堅実に稼いで株主に還元する」という姿勢が徹底されています。一般知名度が低いため、株価が割安に放置されやすいのも魅力。コツコツと枚数を集めるのに適した、渋いがいぶし銀の銘柄です。
③ 三菱HCキャピタル (8593) 【高利回り×増配の最適解】
- 連続増配年数:20年以上
リース業界の最大手。「連続増配」でありながら、スタート時点での「配当利回り」も高いという、非の打ち所がない人気銘柄です。 三菱グループの信頼感に加え、海外展開や航空機リースなど事業ポートフォリオも分散されています。新NISAランキングでも常に上位。「増配株デビュー」にはもってこいの一枚です。
④ 小林製薬 (4967) 【不況知らずのアイデア企業】
- 連続増配年数:20年以上
「あったらいいな」を形にするニッチトップ企業。 ドラッグストアに行けば小林製薬の商品がない店はありません。インバウンド需要も強く、独自のヒット商品を生み出し続ける開発力が、長期的な増配を支えています。株価の値がさ(単価が高い)ことがネックでしたが、分割などで買いやすくなれば最強の一角です。
⑤ ユー・エス・エス (4732) 【業界独占のガリバー】
- 連続増配年数:20年以上
中古車オークション会場の運営で圧倒的シェア。 オークション会場という「場所」を提供して手数料を取るビジネスモデルなので、在庫リスクが低く、利益率が驚異的に高いのが特徴。 財務鉄壁、無借金経営に近い状態でありながら、株主還元意識も高い。中古車市場が動く限り、この会社は稼ぎ続けます。
⑥ KDDI (9433) 【通信の守護神+優待】
- 連続増配年数:20年以上
auブランドを展開する通信大手。 通信インフラという、現代社会において「水道・電気」と同レベルの必需品を扱っているため、収益の安定感が抜群です。 さらにKDDIは「カタログギフト」などの株主優待も非常に人気(※優待制度の変更有無は要確認)。配当をもらい、優待を楽しみ、株価の安定も享受する。個人投資家の理想形がここにあります。
⑦ 伊藤忠商事 (8001) 【有言実行の総合商社】
- 累進配当の実践者
厳密な連続増配年数ランキングとは少し視点が異なりますが、外せないのが伊藤忠。 「累進配当(減配せず、配当を維持または増やす)」を対外的に宣言し、実行し続けてきた信頼感は絶大です。非資源分野に強く、商社株の中でも業績の安定感は随一。ウォーレン・バフェットが目をつけたのも納得の、日本を代表する優良株です。
新NISAで勝つための「投資戦略」
これら7銘柄を知ったあなたが、明日からやるべきことはシンプルです。
1. 一発で全力買いしない(時間分散) いくら優良株でも、相場全体が暴落すれば一時的に株価は下がります。資金を分割し、下がったタイミングで少しずつ買い増していく「ナンピン買い」や、毎月一定額を買う「積立投資」が精神衛生上も最強です。
2. 売らない(ガチホ) 増配株投資の最大の敵は、あなたの「利確したい欲」です。 株価が20%上がったからといって売ってしまえば、そこで「将来の増配」という権利を放棄することになります。 金の卵を産むニワトリを殺して、焼き鳥にして食べてしまうようなものです。 **「死ぬまで配当をもらい続ける」**くらいの気概で、新NISA枠の中で永久保有してください。
3. 再投資する 受け取った配当金を使わず、さらに同じ株を買い増すことで、複利効果が最大化します。雪だるまの芯を転がし続ける作業です。最初の数年は地味ですが、10年後には巨大な雪だるまになっています。
最後に:未来の自分への仕送りを始めよう
投資に「絶対」はありません。 しかし、過去何十年もの荒波を乗り越え、株主への約束(増配)を守り続けてきた企業の「実績」は、何よりも雄弁です。
今日紹介した銘柄は、明日いきなり株価が2倍になるような派手な株ではありません。 ですが、あなたが寝ている間も、遊んでいる間も、働いている間も、着実に利益を積み上げ、あなたの財布にチャリンとお金を入れてくれる**「忠実なパートナー」**になってくれるはずです。
新NISAは、国が用意してくれた「資産形成の特急券」です。 どの列車(銘柄)に乗るかはあなた次第。
目先の流行り廃りに流されず、10年後、20年後に笑っているための「本物の投資」を、今日から始めてみませんか?
