妻への面会ができるのも本日が最終日。
今日終わると、また都内へ戻り独り身での生活が始まる。
三日間しか一緒に居れなかったが、とても良い時間を過ごすことが出来た。
里帰りをさせている男性陣は是非、里帰り先に行く事をお勧めする。
今日は先生が大盤振る舞いで遠い所からわざわざ来た事で、再度エコー検査をしながら診察してくれるようなのだ。
当初は妻に「土日は絶対に出勤しないから平日にエコー検査をします」と言っていたものの、
遠方メリットが発動した。
予定では11時からエコーを見ながら、羊水やへその緒の血流、大きさを検査し、相対的に判断する予定だ。
この時期、気になっていた事として、「仮に片方の羊水が全く無くなってしまったら、どのような処置になるのか。すぐ取り出す事になるのか。それとも経過観察なのか。」
夫婦にとっては赤ちゃんに少しでも長くお腹にいて欲しい思いもあり重要なところだ。
義両親もとても気にされてり、帝王切開なのか。経過観察で赤ちゃんに影響はないのか。と前日の夜会話をしていた。
MD双胎特有の悩みであるので、ネット情報も少ない。
ここで、少しでも多くの方に私達の経験を伝えておきたい。
26週を過ぎている事もあり、TTTSの手術は適用できない。また、施設まで車で二時間くらいの距離にあり、母体にもよろしくない。
結論として、「羊水だけが全く無くなったことによって帝王切開はない!」
と断言された。これは結構安心だ。羊水量は図り方によっても張り付いているように見えるので、誤診で帝王切開になる可能性もあると思っていたからだ。
この時期、気にしなければならないことはへその緒からの血流だ。
どちらか一方に偏り始めると帝王切開になる可能性がある。ただし、ここは赤ちゃんの生命力にかけるしかないだろう。
母体でどうのこうのできる話ではない。
親バカと言われるかもしれないが、うちの赤ちゃん達はすこぶる優秀で、成長が遅れている方が血圧?が高く、栄養をより胎盤から吸収しようとしているのだ。
気になる方は医者に「へその緒からの血圧の数値を教えてください」と言えば、教えていただけるだろう。
通常値の値も当然あるわけで、その値を基準にいろいろと教えてくれる。
その後、一通りエコー写真をみて。子供のお股が映った。
既に性別はかなり早い段階で判明していたので、あるなーくらいの気持ちだった。
ただ、当初見たサイズより大きくなっていて、そのサイズ感に驚いた。かなりくっきりと映るので知らなくても「これってもしかして・・・」と初見でも思われるかもしれない。
今回のボーナスエコー検診では、安心材料ばかりでとても終わった後に心地よかった。
モヤモヤする部分がなく、すっきりしていた。
【本日のお腹】
検診が終わった後は自分の戻るタイムリミットが迫っていた。
残すところ3時間。この時間に昼食を食べたり、生まれてくる子の名前を考えたり一緒に病室で過ごした。
ビデオカメラを持って行っていたので、カメラで動画を残した。普段、動画を撮っていないとなかなか撮るタイミングが難しいですね。是非、皆様もビデオカメラで動画を撮る事をお勧めします。
たまたまiPadに記録していた、自身の酔っ払い姿や昼寝姿を妻が見て爆笑してました。そんな妻を見て、凄く幸せな気分になり、動画は素晴らしいなって改めて感じました。
帰る間際、妻はまた一人で院内生活が始まるので、凄く寂しそうだった。
行ける事なら毎週行ってあげたいが、なかなか難しい。
自分自身も妻から離れるのは、とても寂しかったがこれが赤ちゃんの為なんだって思うようにしている。
幸い、妻のご両親が毎日お見舞いをしてくれているようなので、安心はしているが、それでも毎週お見舞いはしたいと思う。
後、数ヶ月、期間の捉え方は様々だけど、妻よ、頑張って乗り切るんだぞ。