映画の概要
原作漫画の16〜18巻を映画化したもので、『無限列車編』の後日譚として展開される三部作の第一章となっています
構成:155分と長尺で、本格的なアクションと回想シーンが交互に描かれます
主要戦闘パート
1. 胡蝶しのぶ vs 上弦の弐・童磨
しのぶの「虫の呼吸 蜈蚣ノ舞 百足蛇腹」が見せ場。彼女の怒りと人間性が深く描かれながらも、戦いは決着つかずカナヲの登場で継続へ
2. 善逸 vs 上弦の陸・獪岳
雷の呼吸を駆使した激しい兄弟弟子対決。「火雷神」の奥義が映像でも圧巻。善逸が最終的に勝利し、獪岳を「兄貴」と認める場面も描かれます
3. 炭治郎&冨岡義勇 vs 上弦の参・猗窩座
クライマックスの激突では、義勇の痣と技の連続、炭治郎の「透き通る世界」覚醒、ヒノカミ神楽の烈日・斜陽転身により決着へ。戦闘描写と心理描写の融合が見事です
猗窩座の過去とその終わり
映画では猗窩座(かつての人間名:狛治)の過去が丁寧に描写されます:
- 貧困の中で父を看病し、道場師範・慶蔵と出会い恋雪との関係を築くも、事故により二人を失う。
- 強さを追い続けるも幸せを失い、自分こそが最も弱いと悟る。
- 最終的に、意志を込めて自ら命を断つ選択をします(シリーズで初めての“自ら死を選んだ鬼”)
映画の流れ
第1戦 | しのぶ vs 童磨 | 螫の呼吸の表現と感情描写 |
第2戦 | 善逸 vs 獪岳 | 雷の技・兄弟弟子の絆 |
第3戦 | 炭治郎&義勇 vs 猗窩座 | 透き通る世界と回想の融合 |
外伝 | 産屋敷家と柱たち | 無限城攻略の布石 |